映画研究部(映研)で初めて映画製作に取り組むことになった大学生たちのドタバタぶりを描いた青春映画。映研部員でありながら一度も映画を撮ったことがない大木一徹ら4人の仲間たち。一徹の高校時代の同級生で、現在はボクシングの有望選手として活躍している春樹が大腿骨骨肉腫に侵され、「以前のように動ける気がしない」と、リハビリへの意欲を失っていた。一徹は「春樹に生きる希望を持たせたい」という一心で、仲間とともに映画作りに取り組むが、作品の完成までにはさまざまな困難が彼らを待ち受けていた。主人公の一徹を演じる安川純平をはじめ、「ミュージカル『テニスの王子様』」シリーズなどで活躍する若手俳優陣が出演。監督はサーモン鮭山名義で俳優としても活躍する中村公彦。